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3月, 2023の投稿を表示しています

manuque(マヌーク)

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  ⁡⁡ どうもです。 ⁡すこーし時間を戻して、3/21(火) 春分の日、梁嶋さん版画展最終日、9:30マヌーク着。 荷下ろし。とりあえず詰め込んできたダンボールから全部出してみる。花瓶、食器、雑貨、など。 ⁡ ⁡ そんな気もしてたけど、もう今日から並べてみようか!ってなノリで、ゲリラアンティーク市?とでも言うのか、超急展開でディスプレイ、値付け、撮影。 ⁡ ⁡ そうこうしてたらハッカニブンノイチさん(マヌークから徒歩30秒くらいのお花屋さん)が駆け付けて木箱など秒速で買ってくれた。マジでありがとうございます。ナイスなご夫婦。什器に使って頂いてます。是非遊びに行ってみてください。 ⁡ バタバタと豪徳寺を出る。気持ち良くひと仕事。貰ったお茶が染みるー。 ⁡ ⁡ 昨年11月、豪徳寺にオープンしたマヌーク。 器屋さんです。店主の荒谷(アラヤ)さんが持ち前の明るさと語学力で海外の作家さんとも取引し、日本では扱いの珍しい器も置いている。荒谷さんの経歴も聞いて驚き。 ⁡ ⁡ ⁡オープンにあたってトーキョーダンスにも来て頂き、什器を数点使ってくれている。今年の初めにも何か一緒に…なんてお話を持ちかけてくれた。 楽しい事を楽しい人とやりたい。当然店に来てくれてる人。理解のある人。インスタのDMで誘ってきて店には来ない。断ったら返事も来ない。ご立派な商業施設からの誘いもあったっけなーなんて。それでコンセプトは人と人の繋がりがどうこうって。マジ?ってね。 ⁡ ⁡ 少し前にインスタグラムのストーリーズに、店舗のディスプレイなど興味ある方もしいたら…と投げかけてみた。アンケートみたいなやつ。 ある、ない、のボタンを押してくれた人はちらほらいたが、直アポくれたのは荒谷さんのみ。いや1人かい!いや、ないに押す人いるんかい!と思ったけど1人いてくれて嬉しい。そこから話は早かった。 ⁡ ⁡ ⁡21日も突然の告知にも関わらず立ち寄ってくれた方が結構いたようでとてもありがたい。 何より荒谷さんが楽しんでくれてるのがビシビシ伝わってきて嬉しい。そういう人に自分の荷物を預けられる事が良い。僕とはまた違う解釈やアプローチで熱く伝えてくれるんだろうなぁと思ってます。(プレッシャーかけてる訳じゃないですよ荒谷さん!) ⁡ ⁡てなわけで移転前の駒沢から近いエリアの豪徳寺。探している人も変わらずいる気がする食器、花

Yuki Ideo Solo Exhibition "SAND ROOM (Secrets in Showcase)"

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  ⁡ どうもです。 4/8(土)から16(日)の8日間(12が休み)、 4.にて、でもトーキョーダンス側も巻き込む形で、井手尾 雪(イデオ ユキ)さんの展示 と言うのかインスタレーションと言うのかメンタルヒーリングと言うのか占いと言うのか相談室と言うのか、、自分探し、と言うのは違うような、 「コレ」という枠組みにハマらない展覧会を開催します。 ⁡ ⁡ 雪さんは、トーキョーダンス八雲に移転後とても頻繁に足を運んでは僕が集めてきた古いビンや海で拾った野球ボール、鉄屑、靴型、何だかよく分からないガラクタなどあらゆる古道具を熱心に買い求めてくれる大切なお客さんです。 ⁡ ⁡ 中学生から美術と密に触れイギリス留学など経験しアートをガッチリ勉強してきた雪さんが、サッカーばかりの学生生活から体育大学を経て今、古道具を集める僕の店でガラクタを漁り、創作のヒントを得たりイメージの断片として活用してくれている。 ⁡ って事自体が結構不思議な縁であって人生どうなって誰と出会うかほんと分かんないなーと思わされます。店を始めたからこそ、八雲に移転したからこそ、今こんな感じのモノを僕が集めているからこそ、出会えた人。と思ってる。 ⁡ ⁡ モノについて仕事について最近行った美術展について、雪さんがなぜかやってるアルバイトについて、いつも店で色々と話してる。つい1時間、2時間。雪さんの見識や経験をすごく信頼していて楽しませてもらってるので、ふとした言葉に勇気をもらったり店をやる上でのヒントになったりしてる。そんな雪さんが自分の場所で展示をしてくれる事がとても嬉しい。 ⁡ ⁡ 雪さんが「砂」を介してコミュニケーションを図ろうとするように、僕は「古道具」を通してお客さんと関わりを持ってきた。手法やプロセスは違えど意図するところは近い。そんな2人のユナイト。土台は既に交わした会話と古道具への熱視線にて固めに仕上がってる。 ⁡ ⁡ ⁡ 4.の空間、床全面に砂が敷かれます。 その上にモノが転がっていて、触って動かして自由に遊ぶことが出来ます。 ん?どゆこと?と興味の湧いた方は遊びに来てください。僕もどんな事になるか実はほぼ分かってないので、一緒に探りましょう。  ⁡ ⁡ 雪さんは、展覧会を多分とても理論立てて企画し緻密に構成し作品と空間を作るタイプの人と思いますが、最後のアウトプットにオチを付けてくるよう

梁嶋千裕 版画展「夜の窓」閉幕

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  ⁡どうもです。 3/18(土)から21(火)の4日間、半年以上前から計画し楽しみにしてきた梁嶋千裕(ヤナシマチヒロ)さんの版画展を無事に開催する事ができました。 ⁡ 結論から言うと、至高の4日間でした。勝ち負けとかじゃないけど、勝ちの予感は3/8の設営からむくむくと漂ってた。 ⁡ ⁡ ⁡ 雨の初日。空間に雨が似合う。そして雨を物ともしない人たちの来場が続々。友人知人の皆さんが花やお菓子を持ち寄ってくれて、終始あたたかな祝福の気配。気持ちで動いてくれる人たちが足を運んでくれた。申し分のないスタート。 ⁡ ⁡ ⁡ 来客も落ち着いた夜、扉を開けて空間に入ってすぐ、立ち止まって見渡してみた。 コンクリートの壁面に配置された版画作品、額縁との合わせもバッチリ、間の取り方も良い、ライトも1つとして余すことなく役割を果たし生きている、梁嶋さんを応援している人たちが花やお菓子を持って雨の中来てくれた。トーキョーダンスのお客さんも負けてない。じっくり楽しんでくれた。そういう感性、感度を持ち合わせた人がお客さんでいてくれる事、嬉しい。優しく温かく、どこか懐かしく少し切なく、ツーーっと静かな空間を見ていたら、ちょっと泣けてきた。 ⁡ ⁡ 2日目も変わらず熱を帯びてた。梁嶋さんが作る作品、醸し出す空気、秘めている気迫や熱量が全て波動になり足を踏み入れた人に届いていると思った。これはやはり現場でないと絶対に伝わらない感動。だからこそほぼ全員の来場者がかなり時間をかけて見てくれた。20時になっても閉店の気配がなかった。作品、空間についての話が尽きなかった。22時くらいに皆帰って行った。次の次に展示をしてくれるタクミくんと梁嶋さんと3人でお菓子食べてお茶飲みながら24時まで話した。 ⁡ ⁡ ⁡ 3日目は会期中唯一の平日。すこーし落ち着いたが静かに火を吹いているような熱のある来店。超素敵な梁嶋さんの周りにはやっぱり超素敵な人と縁が巡っていて、とてもユーモラスでチャーミングな人たち。皆分かりきった格好のお洒落さんじゃなくて各々独自のスタイルや空気を持ち込んでくれた。そんな人たちのエントリーの数だけ4.の空間は濃度を増しココでしか感じ得ないカルチャーが充満し形成されていく感覚があった。 ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ 最終日も上がり続けていた。 土居さんと梁嶋さんは似てる。なんて言ってもらって恐縮。梁嶋さんはずっ

梁嶋千裕 版画展「夜の窓」18(土)からです

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  3月15日 確定申告をギッリギリで滑り込ませスッキリ久々水曜オープン。天気も良いし、普段来れない人は、なんて思って、結果メガトン級にヒマこいてたんですが、皆18日からの梁嶋さんの版画展に焦点合わせしゃがんで息を潜めてるという解釈で大丈夫なんすかこれ。 梁嶋さんは8日の設営後も土日、仕事終わりの平日夜、有給おかわりで昨日も、4.に来て作業してくれてます。追加の制作、額装の手直し、並びを替えたり、キャプションを付けたり、ライティングを変えたり、プライスを悩んだり、、 お客さんとして店に来ては隅から隅までじっくりと、モノの表皮や空間の粒子まで見ているようなその「目」は、今回自分の作品を見ていて、ライティングの1cmのズレを見ていて、額縁の間隔のバランスを見ていて、アクリルではなくガラスを使いたいと微妙な質感の違いもお見通しで、マジで初の展示ですか?初の設営ですか?という細部への視野の行き届きは普段どれだけモノを見ているか、考えているか、感じているか、という美意識をビリビリ感じてしまう。わずかここ何日かだけど、梁嶋さんがアトリエとしても使った空気感含め展示空間が構成されつつある、墨の匂いも半紙の繊維も充満しているような気配漂う19㎡のコンクリートボックス。 出来る事を全て出してから展示本番を迎える気概バチバチでございます。 梁嶋さんのご意向により作品の写真は数点しか公開していません。やはり現場勝負。当然ながらの全日在店。僕もそんな気合いに引っ張ってもらって、本当に楽しみでなりません。こっちはバッチリ温度上げて待ってます。あとは誰が来るか、どんな出会いがあるか、待つのみ。 4.の扉を開けてすぐ左手にスタンバイ、今展示「夜の窓」を象徴する作品。ここからストーリーが始まります。 ここに並ぶのは実際に制作で使っている版。消しゴム、粘土、紙、ガラス、納豆パックのふたなど。真っ黒に染まった版に迫力を感じる。ガラスでも刷れるのか、そっか納豆のパックもイケるのかぁと、アイディアも楽しい。CDジャケットもカッコイイ。 「ひらがなの窓」  「つ」きがみちる、「に」じがかかる、「ゆ」りがかおるなど、ひらがな50音の頭文字からなる短文をマッチ箱の中に詰め込んだ作品。全て並んだ様子は壮観。夕刻の住宅街を歩いている心地。箱を引き出すと、細やかな工夫が垣間見えて楽しい。家の窓から明かりが漏れているよ

お休みのお知らせ と店に並んでるモノ

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  すみません、都合により3/14(火)はお休みします。 代わりと言ってはあれなんですが、翌日15(水)を開けようと思います。 普段休みの水曜日、タイミング合う方は遊びに来てくださいー。 11(土) 13:00-19:00 12(日) 13:00-19:00 13(月) 13:00-19:00 14(火) CLOSED 15(水) 13:00-19:00 です。 翌週18(土)-21(火)の4日間は、4.で梁嶋千裕(ヤナシマチヒロ) さんの版画展「夜の窓」開催。 展示も店も12:00-20:00です。いつもより前後1時間ずつ長く開いてます。 是非。 梁嶋千裕 版画展 「夜の窓」 2023.3.18(土)-21(火) 12:00-20:00 at  4. ちょっと写真載っけます。 ペンキまみれのバケツ。プラスチック製。 座面と背面を古いキャンバス地に張り替えた70年代の椅子。シングルソファーと言えなくもない。生地は多分大工さんが木工作業時、床に敷いていたもの。厚みと強度があって劣化していない布を見つけるのは意外と大変。 ぐちゃぐちゃの一斗缶。こーゆーの大好き。 行くとこまで行った食パンの焼き型。人によってはただただ汚ないカタマリ。見方によっちゃドナルドジャッド。カールアンドレ。。3つ重なって取れなくなってるんで、3つセット売りです。×5 あるよ。 明日は歯医者。抜糸してきやす。 それじゃ。 Mar 9, 2023

真鶴観光(?)

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  どうもです。 3 月 2 日 5 月に 4. で写真展を予定している写真家の友人と一緒に、展示の備品調達に真鶴へ行ってきた。 ( 友人の事は展示が近づいたら紹介しますね ) 真鶴と言えば、昨年 9 月にオープンした「本と美容室」 店長を務める " おかゆちゃん " こと高山紗季さんから依頼を受けて、店内の什器とディスプレイを担当させて頂きました。楽しかったなぁ。早くも半年。開店してからは初めて、昼休憩がてらに立ち寄った。 9 月のオープン前に並び終えた時は、トーキョーダンスの気配を場に置いた、というような感覚だったが、今はすっかりおかゆちゃんの柔らかな空気に包まれるように古道具たちが並び、隅々までおかゆちゃんに大切にされている気配が行き届いていて、とても良かったし、嬉しかった。モノは無機物だけど、生きている、という質感。誰が扱うかによって表情はまるで変わると思う。僕が集めて並べたモノを同じように大切にしてくれてありがとう という気持ちで満たされた。 近くの秋日和というかわいらしいパン屋さんで買ったパンを食べ、おかゆちゃんが淹れてくれたコーヒーを飲みながら話した。ほんの 1 時間ほどだったけど、めちゃ良い時間だった。 さらに半島の先まで行き、 " 備品 " なるものを拾い、 5 月の展示に向けた撮影も出来たし、僕としてはその撮影の場に居合わせた事も大きな収穫と経験だった。会話を重ね什器の調達から一緒に展示を作り上げていくスタイルは 4. ならではかもしれないなと。 とても良い 1 日だったんで記録として書いてみました。前日に親知らずを抜いて顔の左側がモッコリ腫れて痛ぇという事以外、完璧な 1 日。 店は明日も開けます。 13-19 時。 石があったら積むよね。。 Mar 6, 2023

梁嶋千裕 版画展「夜の窓」

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どうもです。 3/18(土)から21(火)の4日間、梁嶋千裕(ヤナシマチヒロ)さんの版画展「夜の窓」をTOKYO DANCE.隣の隣、4.にて開催します。 梁嶋さんは、古いモノをこよなく愛するトーキョーダンスの超大切なお客さんです。  駒沢の店舗に初めて来てくれた時、挨拶を交わしてから1時間ほどだったかな、店内に並べられたモノとじっと静かに向き合い、いくつかの品物を購入してくれた。初対面でも、この人はアチィぞ…キテルぞ…ってジワジワかつビシビシ感じさせてくれるお客さんが時々いる。梁嶋さんは群を抜いてそのタイプの人だった。 自転車でふらっと来たから帰り方が分からないと言ってたのもめちゃくちゃ良かった。 それからもう4年?5年?八雲に移転してからもずっと通ってくれて、毎回僕が集めたモノを隅から隅までじーーっくり見て心から楽しんでくれる大好きなお客さんです。 そんな梁嶋さん、このモノの見方は作家さんかな?とか勝手に思い込んでいたら、「普通に働いてます」との事で尚痺れた。マジかーい。って。でも版画を刷っている事を教えてくれて、インスタグラムをフォローさせてもらって、実際に作品を見せてもらったり、来店の度に話をする中で、いよいよ声を掛けてみたのが半年以上前、夏頃だったか。いつか、と言って密かに温めてきた企画をついに発表できて嬉しい。 2023年、より一層4.を頑張ろうと思う中で、 初めて僕が個人的に声を掛けた作家さんの展示。 誰に先陣切ってもらうかと考えた時、ほぼ1択で梁嶋さんだった。梁嶋さんも展示は初めて。僕が集めた額縁に版画を収めた作品も複数並びます。最近は店に来る度新しい作品を持ち込んで見せてくれる。代わりに僕が預ける額縁を持ち帰り額装に奔走。また持ち込む。預ける。を繰り返している。気合いを感じる。メッセージのやり取りの言葉ひとつひとつにも、良い展示にしたいという気持ちが溢れてる。 既に業界で擦られた「っぽい表現」より絶対的にパーソナルで密度の高い個人の表現が僕は好き。トーキョーダンスのお客さんもそうだと信じてる。今、店に通ってくれてる人は特に。 18(土)から4.で4日間、夜が短くなる分け目のわずか手前春分の日に終わっていく版画展「夜の窓」  物静かな人柄の中にとても強い情熱と美意識を感じる日陰に咲く花のような梁嶋さんの作品を是非見に来てください。 ※店頭で案

TOKYOFLADANCE. 500

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  どうもです。3月。 TOKYOFLADANCE.の作品展"500"が昨日で幕を閉じました。 足を運び見入り楽しみ盛り上げてくれた皆様ありがとうございました。 要塞と言う人もいれば宇宙と言う人もいるし楽園と言う人もいる。車のようにも工場のようにも汽車のようにも見える。 マキさんと僕が4.のコンクリート空間に全力で投げ込んだ遊びの痕跡をそれぞれの見受け方で遊んでいく。見る人の能動的な関わりによって肉付けされ空間が成長していく10日間。 どうしても見る側の興味やリアクションがキーになりフックになる。そこの熱がない限り現場に温度は出ない。 どういう巡り合わせか僕に拾われマキさんに託され、ここぞという取り合わせによって配置、接着された作品たちがここぞというタイミングで届くべき人に渡っていく全場面を見届けました。 こんな時代だからこそ とか、モノを大切に とか、循環がどうのこうの、人と人との繋がりがなんちゃら、なんていう易いコンセプトやプロモーションが本当に馬鹿馬鹿しく見えてくるだろ?っていう1対1の密なコミュニケーションの連続。インディペンデントである所以。この楽しみと喜びと心地良さと心が泡立つような感覚は、お金ばっかり欲しがって広告打ちまくって行列作って喜んでるだけの商売じゃ感じれないぜ〜。なんてね。 2020年10月の"100"発表から2年4ヶ月で"500"に到達。TOKYOFLADANCE. の次なる展開を自分たちも楽しみに… ありがとうございました。 今日は配達と所用と4.の片付け。 久々に窓開けてパン食いながら車走らせて気持ち良い最高の天気でしたねー。4.はもう次の展示の準備に入ってます。次の次も、次の次の次の展示の準備にも入ってます。3月、4月、5月と様変わりしていく予定。こちらも楽しみにして頂けたら嬉しいっす。 I'm ready 4 the future! Mar 1, 2023