梁嶋千裕 版画展「夜の窓」







どうもです。
3/18(土)から21(火)の4日間、梁嶋千裕(ヤナシマチヒロ)さんの版画展「夜の窓」をTOKYO DANCE.隣の隣、4.にて開催します。


梁嶋さんは、古いモノをこよなく愛するトーキョーダンスの超大切なお客さんです。 
駒沢の店舗に初めて来てくれた時、挨拶を交わしてから1時間ほどだったかな、店内に並べられたモノとじっと静かに向き合い、いくつかの品物を購入してくれた。初対面でも、この人はアチィぞ…キテルぞ…ってジワジワかつビシビシ感じさせてくれるお客さんが時々いる。梁嶋さんは群を抜いてそのタイプの人だった。 自転車でふらっと来たから帰り方が分からないと言ってたのもめちゃくちゃ良かった。 それからもう4年?5年?八雲に移転してからもずっと通ってくれて、毎回僕が集めたモノを隅から隅までじーーっくり見て心から楽しんでくれる大好きなお客さんです。


そんな梁嶋さん、このモノの見方は作家さんかな?とか勝手に思い込んでいたら、「普通に働いてます」との事で尚痺れた。マジかーい。って。でも版画を刷っている事を教えてくれて、インスタグラムをフォローさせてもらって、実際に作品を見せてもらったり、来店の度に話をする中で、いよいよ声を掛けてみたのが半年以上前、夏頃だったか。いつか、と言って密かに温めてきた企画をついに発表できて嬉しい。


2023年、より一層4.を頑張ろうと思う中で、 初めて僕が個人的に声を掛けた作家さんの展示。 誰に先陣切ってもらうかと考えた時、ほぼ1択で梁嶋さんだった。梁嶋さんも展示は初めて。僕が集めた額縁に版画を収めた作品も複数並びます。最近は店に来る度新しい作品を持ち込んで見せてくれる。代わりに僕が預ける額縁を持ち帰り額装に奔走。また持ち込む。預ける。を繰り返している。気合いを感じる。メッセージのやり取りの言葉ひとつひとつにも、良い展示にしたいという気持ちが溢れてる。 既に業界で擦られた「っぽい表現」より絶対的にパーソナルで密度の高い個人の表現が僕は好き。トーキョーダンスのお客さんもそうだと信じてる。今、店に通ってくれてる人は特に。 18(土)から4.で4日間、夜が短くなる分け目のわずか手前春分の日に終わっていく版画展「夜の窓」
 物静かな人柄の中にとても強い情熱と美意識を感じる日陰に咲く花のような梁嶋さんの作品を是非見に来てください。


※店頭で案内状をお渡しした方は、忘れず持って来てくださいねー。




梁嶋千裕 版画展
「夜の窓」
3/18(土)-21(火)
12:00-20:00
at 4.

























Mar 5, 2023

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