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2月, 2024の投稿を表示しています

2/21-25

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  21日から水戸に入り、2日間ディスプレイ。 店の空間半分空けて待ってくれてて、こんな使って良いんすか… と言いつつ結局それ以上使って、好きに並べさせてもらって、 その間山田さんもこのSPIRIT企画に向けて集めた服の手入れ とディスプレイ。古道具と古着、互いの兼ね合い話し合い、 ラック動かし服差し込み、モノも一手一手決めていく。 ワイワイかつ黙々の2人だけの「 楽しい」以外何もない 贅沢な時間 。   23日、諸々ギリギリだがなんとかオープンこぎ着ける。 水戸。 立地はドアウェー。でも現場はリトレバー。 熱く追ってくれている山田さんの店。身を任せてダイブ。 誰が最初に来るかってめちゃ大事。で、オープンと同時に遠路遥々トナンくん。ありがとう。なんやかんや浮き足立っていたが安堵の気持ち。波風立っていなかった場の空気が揺れ始める。 水戸のお客さんも続々登場。あっという間に店内熱気で満ちる。もちろん少しの不安もあったけど、 山田さんがこの2月23日に向けて地道 に敷いてくれていた理解と興味のレールに、 風向きバッチリな 波に乗るのみって 感じだった。心地良く飛んだフライデー。 3日間途切れぬワンダフルチョイスの応酬。 1人でじっくり2人でがっつり3人でもしっかり、見てくれる。アツい。トーキョーカブレしてない地に足付けたちょっと擦れても尖ってもいるナイスなメンツ。 古着屋さんでは古着を見たいんじゃないかと思う。店内の半分をモノが占拠していても、落胆の気配を感じなかった。それは有り難かった。リトレバーという店に通う皆が、日頃から外見固める為のファッションじゃない所に価値を見出し服を通して目線を肥やし、楽しむ心と目を温めてきた証なのだろうと思った。目があれば楽しめるよなぁっていつも思う。 その目を自分もますます広く鋭く澄ましたい。 そして負けじとトーキョーカブレしてない東京のお客さんも予想以上に駆け つけてくれた。 水戸で初めて並べる荷物ならば水戸に行って見てみたいという前の めりな姿勢が本当に嬉しかった。自慢のお客さんを山田さんに紹介出来て嬉しかった。ありがとうございます。 25日、19時迎えて車に乗り込む。 今日はもう帰るのかーと思うと寂しい。でも、また来週。 って別れた人たちもいる。 3日間で随分と温めてもらった心のホクホクとこれから関係性が濃 くなるワクワクも諸々一緒

2.20

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  2/20(火)、全てのやる気を持っていかれそうな天気の中、 倉庫でRetrevorに向けた準備の追い込み。 約1年溜め込んできて、手入れして、 パッキングして車に積み込む。 ほんの数週間前に仕入れたモノもあれば、 1年以上この時を待っていたモノもある。 数日後にようやくお披露目。 その場所がRetrevorである事の喜び。 どんな日々が待っているか、本当に楽しみ。 明日、水戸に向かいます。 設営始まったらもうブログ更新してる暇もなさそうな気がするんで、 で、 やるからには当然来てほしいから最後のアピールをしておくとする 。 Retrevorは茨城県水戸市上水戸にある古着屋さん。 店主の山田さんがアメリカに行き選び抜いてきた、 テキスタイルとか、素材感とか、 物体として魅力的かつ着てなお楽しいイカした古着が並んでいる。 ラックまっすぐ並べて洗濯物みたいにぶら下がってるだけの、 それをシンプルやミニマルなんて言っちゃう淡白なディスプレイじ ゃない。 什器も1つ1つ買ってきて考えて配置されている事がすごく伝わっ てくる。工夫やチャレンジを感じて超楽しい。そんなお店。 東京から水戸まで、電車・バス共に所要時間は2時間ほど。 電車の場合、常磐線普通券に片道+1,500円程で買える 特急と きわor特急ひたちが早い&快適でオススメとの事。品川、東京、 上野から乗れて水戸まで直通。 もちろん特急乗らずひたすら常磐線 に揺られる手もあります。3時間くらいかかるが出費は削減。 高速バスの場合は、東京駅八重洲南口発。 同じ乗り場から、赤塚ルート、 県庁ルートの2ルート出ていて共に片道2250円。 水戸駅北口で降車。バスも良さそう。 水戸駅に着いたら、北口7番乗り場から5〜 10分間隔でバンバン出ているバスに乗って20分ほど揺られたの ち「上水戸入口」で降りてください。片道240円。 バス停からリトレバーまでは徒歩5分。 日頃から流れゆくファッションやブームに身を置かず自分なりのチ ョイスやペースで生きている皆様の事なら、 2時間程のちょっと地方へのお出かけも、 本読んだり写真撮ったり縫い物したり考え事したり、 うまーく使って道中楽しめるんじゃないかと。 周辺には蕎麦屋さん、カレー屋さん、コーヒー屋さん、 焼き鳥屋さんなど、山田さん推しのお店も沢山あります。 水戸芸術館もあり

4. / CARAVAN

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  1/20(土)から外苑前VOICEで始まった花瓶展。 4.でのエキストラ期間も無事に幕を閉じ、 5回目の今回もコンプリートしました。 4.で延長戦やってるよーって事、お知らせはしてるけど、 インスタグラムもこのブログも見てる人はホントに限られてるって 事は閲覧数とか見てるともう分かってるんで、 いつもの繰り返しになりますが、 情報キャッチして予定合わせて足を運んでくれる方に感謝していま す。 VOICEに来たのに4.にも来てくれる人がいる。 単に買い物をするショップとして機能するのではなく、 古物の収集・表現活動に巻き込んでいくイメージで続けてきたからか、 鼻の効く人たちも増えて、目の肥えた人たちも増えて、 そして離れずにいてくれて、めちゃ嬉しいです。 僕は自分の足を運ばないとモノが集められないし、 通販やらないんで場所があって初めて売る事が出来る。 フィジカル勝負。スマホだけ見て歩いてみんなが避けてくれてる事も気付いてないとか、信号青になっても誰も渡らないとか、だいぶ脳みそ溶かされてるぞって思う。目で見て触り考え想像し察知し集まってきてくれる人たちを何よりも大事に、現場で楽しみ、引き続き動いていきたい。 そして、またまた告知が直前ですが、 明日2/16(金)、池尻大橋のGINZAN COFFEEで骨董市をやります。バンに古道具を積み込み行商する企画「CARAVAN」 10時から18時です。遊びに来てください。 1月の初回に続いて2回目。1ヶ月に1回のペースを目指して開催します。引き続き売上の一部を能登半島地震への支援として寄付させて頂きます。離れた東京の地から皆で楽しんだ気持ちとパワーも共に微力ながらお届け出来たらと思っています。僕あたりハシクレ個人事業者の小さいアクションも無意味ではないと信じています。 1日限りです。遊びましょう。 February 15, 2024

I collected 100 flower vases. 5 閉幕

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  1年に1回、年明け恒例100個の花瓶展、 I collected 100 flower vases. は、2週間の会期を無事に終えました。 2020年に始まり5回目。その間、 パンデミックという大きな変動の中で、TOKYO DANCE.  店舗も駒沢から八雲に移転し、そして閉店し、 子供も生まれたり、当たり前だが5つ歳を取り、 時間の経過を改めて感じる5回目の開催だった。 花瓶にフォーカス。というのがこれまでのスタンスだったけど、 古 道具と取り合わせて並べ並行して販売。 という新たな試みもできた。フライヤーも作った。毎年何かしら小さくても変化やチャレンジをと思い去年は古材を大 量に持ち込んで什器として並べた。 第1回はやはり花瓶が100個並ぶという珍しさ故に来客は多かった 。2回目、3回目はパンデミック以降、おうち時間、 ステイホームなどという言葉の拡散による生活様式の変容にも救わ れた部分あったように思う。4回目、 さすがに終焉の気配漂う花瓶ブーム。 売るも買うもブームじゃなくなってから互いに本気を試す感覚。 5回目、純度も濃度も次第に上がる。まだまだ上がる。と感じた。 2021年、第2回の様子 2021年、第2回の様子 2022年、第3回の様子 2022年、第3回の様子 2023年、第4回の様子 2023年、第4回の様子 そして2024年、第5回 同じく2024年、第5回 店舗を閉店した身からすると、 VOICEという場所が変わらずここに存在してくれる事で僕は花 瓶展を開催できる。 花瓶展が終わったその瞬間から来年に向けてまた勝手に花瓶を集め 始める事ができる。なんと有難い事かと思います。 そしてそこに変わらず来てくれる方々にこの上ない感謝。リアクションあってこそ企画は形を成していき、終着し、 継続できます。誰も反応してくれなかったら何も続かないです。 5回目の今回も、これまでで1番良かった。はず。 と思って終える事ができた。マキさんチエさんの来店で幕を開け、フクシさんヨーコさんの背中を見届け完全パッケージでした。 来年は6回目。 さらに良くなる為に考え見聞きし足動かしこの1年を過ごしたい。 今年も香内さん、片岡さんと1年をスタートできて嬉しい。 いつも恐縮ながら会期中に迎えるVOICEの記念すべき日。1月23日で7周年。おめでとうございます。 そして、あ

SPIRIT

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  遡る事、1年とちょっと。 2022年12月30日、 大好きなラッパーの年末ライブを見届け心満たされ癒され励まされた翌日、僕は車を飛ばして初めて「 Retrevor 」(リトレバー)を訪れた。 Retrevor店主の山田さんが初めて店に来てくれた時の事は よく覚えている。駒沢の店舗。 見慣れないイカしたお兄さんがあの狭い店に入ってきて、 狭すぎてレジからは入口しか見えてなかったけど、その一瞬、 挨拶した時の目でいつもお客さんのやる気や買い気は伝わってきてて、 お、なんか良い気配のお兄さんが来たぞ… と思ってものの1, 2分、 レジ前に現れた山田さんは既に両手にいくつかのモノを抱えていて 、とりあえずコレお願いします。と。「いやー、ナイス! 予想通り!」って気持ち昂った事を思い出す。 僕が大好きな古着屋さんでTOKYO DANCE.の存在を教えてもらい来てくれたという事、 ご自身も水戸で古着屋さんを営んでいる事、 共通の知り合いがいたり、色々な事を話した。 それから3, 4ヶ月に1度くらいのペース。 店に来ては相変わらずナイスチョイスの応酬で、 思い入れのあるモノたちを持ち帰ってくれた。山田さんが来てくれるたびに、コレもコレも仕入れて良かった。行くべき所に行った。と、心意気ある来店と購入に背中押されじわーっと心が温まった。全てリトレバー店舗で大切に使ってくれている。 来てもらってばかりでなかなか足を運べずにいた2022年末に、 ようやくリトレバーに足を踏み入れた。 勝手にそんな予感はしてたけど、そこですぐ、 いつか何かやりましょうという話になった。 直接的な会話でなくてもモノを介して散々イメージのやり取りをし てきたって感じで、 山田さんとは感覚上のキャッチボールはもう終わってて、 あとはやるだけ。みたいな。こっちの思い込みかもしれないが。 そんなリズムの良さを感じた。 それから1年ちょい。 大切に温めてきたこの企画をお知らせ出来る事がとても嬉しい。 2/23(金)から3/3(日)まで、茨城県水戸市の古着屋 「 Retrevor 」(リトレバー)にお邪魔して、 古道具の販売をさせて頂きます。 タイトルは昨夏VOICEにて開催した漂着物を展示販売する企画 「SPIRIT」よりセルフサンプリング。 (その企画のブログは こちら。 ) 海で拾っていた時の感覚と、 リトレバ