walk around
2023年8月、TOKYO DANCE. 八雲店舗の閉店まで2ヶ月を切った夏のど真ん中、自分は古物でもなんでも収集根性で集めて並べて売って食ってく!という決意表明の企画、海で拾い集めたモノのみの展示販売、「SPIRIT」(ここでは根性と訳したい)を外苑前の花屋VOICEにて開催した。 古物も海で拾うモノも探している時の目線や見立てる視点は似ていて、自分がそのモノをどんな風に見て良いと感じているのか、視点を共有したくてお知らせ用にと撮り始めた写真を、VOICE店主香内さんに背中を押され7枚額装して販売してみた。 自分の写真を売るなんて考えてもみなかったが、そんな写真がいつも何かと気にかけて展示や企画を見に来てくれる西村さんと手塚さんの目に留まったようで、写真展やりません?と声を掛けてもらった。 古物商の僕が写真展?!しかもポタリで。 いやーー、恥ずかしい。でも、なぜか、やりたいですと即答に近かった気がする。新たなチャレンジ、新たな場所ってのはいつも楽しい。楽しそうならばやってみる。VOICEで言うなれば海のゴミを販売した時にもう恥は全部晒したんで恥ずかしくない。頑張るのみ。 ってな事で僕、6月に写真展をやります。 また海に行って歩き回って拾ってきて、写真を撮りました。カッコイイ写真になりそうなモノを集めるのは違う。と改めて砂浜を歩いてみて思ったので、やはり自分が "物体として成立していて魅力を感じるモノ" を集めて、何が良いと思うのか、どこをどうやって見てるのか、視点の共有を。そして並べるという自分なりの動作も取り入れて。 被写体となった海のゴミはもちろん、背景に敷いたパネル、写真を収めた額縁も、全て自分が集めたモノで完結。カメラは嫁ハンのニコン借りパク。自然光を拝借。車の荷室即席スタジオで撮影。4.でも撮影。写真の編集は嫁ハンのパソコン借りパク。 貧乏性も相まってか職業病か、わざわざ買い足すとか作るとかじゃなく手元にある、その辺にある、今、ここに在るモノと状況も取り合わせて作り上げるのが好き。そんな遊びの延長。古道具でもなんでも収集根性で集めて並べて時に撮って売って食ってくぞ。って事で、長くなりましたがひとつよろしくです。 遊んでいきます。遊んでいきましょう。 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー TOKYO DANCE. ...